マイティフロッグ(The FROG)のステアリングサーボを中央に移設するためのパーツです。
このA型は、タミヤのDT-03シャーシのサーボマウントと互換性がありますので、同パーツをそのまま流用できるようになっています。
しかし、組み込む際に一度シャーシを全部分解してシャーシを加工する必要があるので、別記のC型と比較して手間がかかります。
なお、これがA型の最終バージョンになります。
パーツ構成
- サイドマウント(左右)
- センターマウント
その他必要なもの
- M3x20mmねじ x4
- 3mmドリル
使用するねじは、通常のなべ頭ねじでも可能ですが、シャーシのフレームから両側に飛び出て見た目が良くないので、可能であれば、トラスねじ(写真上)か、低頭ねじを推奨します。
シャーシフレームの加工
シャーシを分解してフレームのみの状態にして、フレームの裏側にサイドマウントを取り付けます。
フレームの内側に凸部がありますので、それにサイドフレームの凹部を合わせます。
このとき、サイドマウントの左右を間違えないようにしてください。
サイドマウントを取り付けたら、サイドマウントの穴をガイドにして3mmドリルでフレームに穴を開けます。
3mm穴はフレームの中心から少し下にずれます。
サイドマウントの左右を間違えて装着して穴を開けるとこの穴が上側にずれます。 間違ってしまった場合は左右を正しい位置にしてもう一度穴を開けてください。
組み立て
シャーシフレームの両側に3mmの穴を開けたら、通常どおりシャーシを組み立てます。
センターマウントは下から潜り込ませるようにしてはめ込みます。
センターマウントをはめ込んだら、両側からM3ねじで固定して完成です。
なお、ここで使用するM3ねじの長さは20mmにしてください。15mm以下だとセンターマウントまで届かず、20mm以上だと貫通してサーボを痛める可能性があります。
サイドマウントとセンターマウントを別の色で塗装すると個性が出せると思います。
塗装については別ページ「ナイロン素材に塗装するには」を参考にしてください。
ターンバックル
サーボを中央に寄せたことで既存のステアリングロッドが使用できなくなるので、以下のタミヤのオプションパーツを使用してください。
サーボセイバーはマイティフロッグ標準のパーツを使うこともできますが、アップライト側のピロボールを4mm→5mmに変更する必要があり、どちらにせよ5mmピロボールを入手しなくてはならないため、それらも同梱されているハイトルクサーボセイバーを購入してしまたほうが手間がかかりません。
DT-03用アルミサーボマウント
センターマウントはDT-03のそれと互換性がありますので、そのままDT-03キット標準のマウント、及び 「OP.1565 DT-03 アルミサーボマウント」が流用が可能です。