マイティフロッグ(The FROG)のステアリングサーボを中央に移設するためのパーツです。
このC型は組み込みの際にシャーシを分解する必要がない設計になっていますので、別記のA型と比較してシャーシの加工が必要なく組み込みの手間が少ないのが特徴です。
なお、これがC型の最終バージョンになります。
パーツ構成
- サイドマウント(左右)
- センターマウント
その他必要なもの
- 3x12mmタッピングビス x2
組み立て
シャーシ中央の2本の金属製のシャフトと、もともとあったサーボマウントを取り外します。
元のサーボマウントは、シャーシフレームに両側から挟まれてガッチリ固定されていますが、フロントサスペンションステーの取付部を少し緩めると取り外すことができます。また、もう使わないと割り切ってしまえば、中央から切って取り除くという方法もあります。
シャーシフレームの内側に凸部がありますので、それにサイドフレームの凹部を合わせて取り付けます。
サイドマウントに左右はありませんが、マウントの片面にだけ模様が掘られているので、それを表に見せるかどうかはお好みで決めてください。
サイドマウントを取り付けたら上からスライドさせるようにしてセンターマウントを取り付けます。
センターマウントには上下があります。
上下逆にしても取り付けることができるので、コアレスサーボ等、丈が短いサーボを利用したうえで、センターマウントを上下逆にしてマウントの下からサーボを取り付けることでタイロッドの角度を水平に近づけることができると思います。(自分で検証したことはないので、この点については自己判断でお願いします。)
センターマウントを取り付けたら、マウントの両側を3x12mmタッピングビスで固定して完成です。
タッピングビスは3x12mmを想定していますが、3x15mmでも、タッピングビスではないΦ3mmねじでも使用可能です。 手元ににあるものをご利用ください。
センターマウントとサイドマウントを別の色で塗装すると個性が出せます。
塗装については別ページ「ナイロン素材に塗装するには」を参考にしてください。
ターンバックル
サーボを中央に寄せたことで既存のステアリングロッドが使用できなくなるので、以下のタミヤのオプションパーツを使用してください。
サーボセイバーはマイティフロッグ標準のパーツを使うこともできますが、アップライト側のピロボールを4mm→5mmに変更する必要があり、どちらにせよ5mmピロボールを入手しなくてはならないため、それらも同梱されているハイトルクサーボセイバーを購入してしまたほうが手間がかかりません。
残留ナイロン粒子について
サイドマウントのタッピングビスを取り付ける穴は内部を縦断するように貫通していますが、その中に3Dプリント時のナイロン粒子が残っていることがあります。
粒子が抜けやすいようにこの穴を横断するように3箇所粒子の抜き穴を作っていますが、それでも粒子が残留することがありますので、その場合は細い棒状のものを差し込んで取り除いてください。