グラスホッパー(The GRASSHOPPER)のボディ後部の開口部の一部を塞ぐパーツです。
80年代当時のマシンには写真の部分にセメント抵抗が搭載されており、冷却のためボディ後部が大きく開口されています。
ボディ後部の開口部から見えるセメント抵抗やコード類がなんともメカメカしくて魅力があったのですが、現在のマシンはこの抵抗が必要なく、結果としてこの開口部が余計にスカスカ感を強調してしまっているので、ここを塞ぐパーツを作ってみました。
なお、このデータはFreeCADオフシャルフォーラムに基本データとともに投稿していますので、オリジナルのカバーを作ることが可能です。
TAMIYA R/C The Grasshopper accessory – Users Showcase
FreeCADは軽量ですから古いPCでも動きますし、使い方はYoutubeでも解説されていますので、ぜひオリジナルのカバーを制作してみてください。
バリエーション
- エアインテーク型
- スリット型
- クーリングファン型
- バッタロゴ型
飾りパーツなので見た目が違うものをいろいろと作ってみました。バッタロゴ型はすでにエアインテーク(空気取入口)ではないんですが、その辺は多めに見てください。
組み立て
- ボディの内側からパーツ下部を差し込みます。
- パーツを持ち上げるようにして上部をはめ込みます。
- サイズを合わせて作っていますが、キツイ場合はヤスリで削ってください。 素材がレジンの場合、無理に押し込むと欠ける可能性がありますのでご注意ください。
- 2mmの結束バンド(ナイロンバンド)で固定します。 結束バンドはDIYセンターの電気部品コーナーに各色販売されていますので、ご自分のボディデザインに合わせて選択してみるのもいいかと思います。
クーリングファン型について
クーリングファン型は、ESC用に販売されている 30mm x 30mm の冷却ファンを裏側に取り付けることができます。
モータの冷却を重視するなら下部に取り付けてください。 なお、中央のねじ穴は共用なのでファンを2つ取り付けることはできません。
15mmのM3ねじとナットで固定してください。(緩み防止にネジロックを推奨)
ロックナットを使用する場合はねじ部が17mm以上必要です。
使用するねじを六角穴やトルクスねじ(星型ねじ)にするとオシャレ度がアップします。 また、使わないねじ穴にもダミーのねじを差し込んでおくと見た目がよくなります。
ファンの種類によっては、図の位置で結束バンドとファンが干渉する場合があります。 その場合はファン側の角を少し削れば解消します。
塗装
材質がUVレジンの場合はタミヤのプライマーサフで下処理をしたあとに模型用カラーで塗装できます。
ナイロン素材の場合は以下の記事を参考にしてください。