グラスホッパー(The GRASSHOPPER)のボディを「ビス止め式」から「スナップピン式」に変更するパーツです。
なお、このパーツは「ドレスアップパーツ」なので、走行性能の向上は期待できませんので予めご了承ください。
このパーツを装着することにより、以下のことができるようになります。
- グラスホッパーのボディを3点式のスナップピン方式に変更
- グラスホッパー、グラスホッパー2、ホーネット(小改造が必要)のボディが搭載可能
また、ボディの脱着をスナップピン式にするだけなら以下のパーツが安価で簡単にできるので参考としてください。
WP-0137 グラスホッパー用 アルミボディマウントセット(スナップピン式)
アマゾンや楽天市場等の大手通販サイトでも購入できます。
パーツ構成
- リアボディマウント(左右)
- フロントボディマウント
- クロスバー
その他必要なもの
- 5mmピロボールナット
- OP.1567 DT-03 CVAダンパーセット(必要に応じて)
※CVAダンパー(短)に合わせて設計していますが、長さがあえばどのダンパーでも使うことができます。
フロントボディマウント取付け
ホーネットのボディマウントを取付用の穴がありますので、その穴を利用してシャーシの裏側からタッピングビスでフロントボディマウントを取付けます。
下記の要領でグラスホッパーのボディに穴を開けます。
- カッティングマットのガイド線がテープの中央線と重なるようになるようにマスキングテープを貼ります。
- ガイド線の中央の交点を原点として、左右にそれぞれ+2cm、上方に+1cmの点と原点を通る直線を引き、その線でカッターで切り込みを入れます。
- 原点から上方に2cmの位置に点を打っておきます。(この点が穴を開ける位置になります)
- このマスキングテープをはがし、機首の先端部分に原点を合わせてグラスホッパーボディの裏側から貼って、印した点にφ4.5mm〜φ5.0mmの穴を開けます。
リアボディマウントの取付け
グラスホッパーのリアサスを取り外し、その位置にボディマウントを取付けます。左右がありますので注意してください。
ガタつく場合は取付部に厚手の両面テープを貼って隙間を埋めるとガタつきが軽減されると思います。
リアボディマウントにM3ビスとピロボールナットでサス受けを取付けます。
ギアボックス側のサス受けは既存のタッピングビスと適当なカラーで取付けることもできますが、できればギアボックスを一度分解して既存のビス穴をφ3mmのドリルで広げ、M3ビスとピロボールナットでピロボール化しておくとダンパーの取り外しがやりやすくなります。
サスの長さはDT-03用CVAダンパーのフロント用の長さに合わせていますが、長さが合えば他のダンパーも利用できると思います。
クロスバーの取付け
クロスバーを上から取付けでスナップピンで固定します。
クロスバーは前後があります。写真を参考に前後を間違えないようにしてください。前後を逆にして無理に入れようとすると破損する可能性があるので注意してください。
なお、クロスバーは写真の位置でボディを把持しています。そのため、ボディの屋根の部分を支えているフレームが折れていたりするとそもそも取付けることができませんのでご注意ください。
逆に言うと、クロスバーは左右のボディ受けを連結しているだけの役割なので、中央から切ってしまっても機能的には支障はありません。…が、分割するとパーツを遺失する可能性が高くなるのでおすすめはできません。
クロスバーがうまく取り付けられない場合は、ボディとシャーシがしっかりはめ込まれていないことが考えられますので、写真の位置にコード等が挟まっていないか確認してください。
ボディのフレーム以外には触れていませんので、別で製作してるグラスホッパー用のエアインテークとの併用も可能です。
(参考) ホーネットのボディについて
このパーツでボディの取り付けを3点式に変更することができますが、ホーネットのボディを載せるためにはホーネットのボディのフロント側にもうひとつ取り付け穴を開ける必要があります。
このパーツはグラスホッパー2のボディに合わせて設計しているため、ホーネットのボディを載せようとするとフロント側の穴がずれているのでそのままでは載せることができません。
ホーネットのボディを載せるためには、ホーネットボディのフロント側の穴の5mm前方に新たに穴を開ける必要があります。
なお、言うまでもありませんが、単にホーネットのボディをグラスホッパーに載せるだけならホーネットのDパーツを入手して、グラスホッパーのシャーシをホーネット化してしまうのが一番簡単で早いです。
ですが、「ホーネットのシャーシ」と「グラスホッパー2のボディ」では一部干渉する部分があるので、グラスホッパー2のボディを一部削らないとホーネットのシャーシに載せることができません。
グラスホッパー2のボディを無改造で載せることができるようにホーネットのDのパーツを元に設計したのが、この3点式ボディマウントです。